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09総合栄養補給食品ComprehensiveNutritionalSupplements食事から摂れる栄養価が減少している現代だからこそ、総合栄養補給食品を取り入れることも1つの方法です。現代の食生活では、十分な栄養が摂りにくいこともあるため総合栄養補給食品を取り入れて栄養バランスを整える工夫が広まっています。ニンジンのビタミンA含有量4,050μg1950年2015年82%減720μgキャベツのビタミンC含有量80mg49%減41mg※出典:文部科学省「日本食品標準成分表(初訂/7訂)」※生の可食部100gあたりで計算1950年2015年また、食材を加工・精製する過程でビタミンやミネラルなどの栄養素は失われやすいとされています。そのため、加工食品が多く取り入れられている現代の食生活では、食事だけですべての栄養素をまかなうのが難しい場合もあります。ケンビックスシリーズでは、さまざまな栄養素の摂取を意識した食生活をサポートできるように補助的に活用しやすい総合栄養補給食品をご用意しています。総合栄養補給食品は、実は設計がとても複雑。ケンビックスシリーズの品質への配慮とは?配合する栄養素の種類が多くなるほど、成分同士の組み合わせによっては栄養素の安定性に影響を受ける可能性や、酸化などにより品質に変化が生じる可能性があります。また、多くの栄養素を1つにまとめて打錠化する際には、錠剤の硬さによっては体内で溶けにくくなり摂取しても十分に利用されないことがあるため、製品設計には細かな工夫が求められます。このようなサプリメント製造時の課題に配慮し、ケンビックスシリーズでは成分にコーティング処理を行い、成分同士の反応や酸化リスクを抑える工夫をしています。また、体内できちんと溶けるよう崩壊性の検査も実施するなど、一製品あたりに数十段階の製造工程を設け、製品の品質と安定性に十分配慮した設計を行っています。成分の安定性に配慮反応しやすい成分はコーティング処理を行い、成分の安定性を保つ設計酸化リスクにも対応脂溶性ビタミンなどの酸化に配慮し、酸化防止成分を活用したコーティングを採用体内での溶けやすさに配慮崩壊性試験を行い、体内での崩壊・溶解を確認総合栄養補給食品45